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【 生成AIを悪用した詐欺にご注意ください 】
近年、フィッシングメールによる被害が増加しています。以前のフィッシングメールは、不自然な日本語や明らかに怪しい送信元など、
比較的見分けやすいものが多くありました。
しかし最近では、生成AIの活用などにより、
自然な文章や実在する企業を装ったメールが作成されるようになり、
従来よりも判別が難しくなっています。
また、攻撃者の目的も単なるパスワード窃取ではなく、
業務システムやクラウドサービスへの不正アクセスへと変化しています。
一度アカウントを乗っ取られると、以下のような点などにつながる
恐れがあります。
・顧客情報の流出
・社内メールの盗み見
・取引先を装ったなりすましメールの送信
・ランサムウェア感染の足掛かり
特に近年は、従業員や取引先を信頼させたうえで
認証情報を入力させる手法が増えており、
企業規模を問わず注意が必要です。
■被害を防ぐためのポイント
・不審なメールのリンクを安易に開かない
ログインを求めるメールを受信した場合は、
メール内のリンクではなく公式サイトからアクセスする習慣をつけましょう。
・多要素認証(MFA)を導入する
ID・パスワードだけに依存しない認証方式を導入することで、
不正ログインのリスクを低減できます。
・社員教育を定期的に実施する
最新の攻撃事例を共有し、
不審なメールへの対応方法を周知することが重要です。
・ログイン履歴を確認する
普段利用しない地域や時間帯からのアクセスがないか、
定期的に確認しましょう。
サイバー攻撃の多くは、システムの脆弱性ではなく「人」を入口として始まるため、
技術的な対策だけでなく、従業員一人ひとりのセキュリティ意識向上が
組織全体を守る重要な対策となります。
セキュリティ対策や情報管理の強化をご検討、ご相談されたい場合は、
弊社までお問い合わせいただけますと幸いです。
ウイルス情報
【 ウイルスプログラムの停止を阻止し情報を窃取するウイルス 】
■ウイルス名Trojan:Win64/Malgent、DangerousObject.Multi.Generic、Backdoor.Win64 など
■概要
このウイルスは、ユーザーの情報や認証情報など
端末内にある様々な情報を窃取することが確認されています。
窃取した情報はコミュニケーションアプリとC2サーバへ通信し外部へと送信します。
感染した場合、画面表示やポップアップは無くバックグラウンドで動作し、
実行後は他の実行ファイルが複数ダウンロードされたのち設置され
様々な情報が格納されている場所へのアクセスを試みます。
そして、ウイルスプログラムが停止させられないように
タスクマネージャーのリンクが自動的に削除され直接実行すらブロックされます。
また、端末のリソースを多く使い一気に探索が行われるため、
プログラムを止めるための方法を模索している間にも被害が拡大する可能性もあります。
コマンドなどを駆使しウイルスプログラムを停止したとしても
APIによる動作監視の影響で新たなプログラムが送り込まれ
さらにはスタートアップフォルダおよびタスクスケジューラとレジストリに
正規のプログラム名に偽装したファイル名で自動起動するように
書き込まれるため非常に厄介なウイルスと言えます。
■漏洩する情報
感染した場合、以下の情報が漏洩する可能性があります:
-システム情報
-ブラウザ情報(パスワード、Cookie、トークン等)
-資格情報
-キーボード入力
-インストールされているソフトウェアのプロダクトキー・認証コード
■リバースエンジニアリング対策
本マルウェアは解析を回避するため、以下の対策を行う可能性があります。
-難読化・暗号化
-プログラム名の偽装
-デバッグ環境や仮想環境の検出による動作回避
-動的分析回避
-自己削除
■想定される侵入経路
・インターネットからのダウンロード
・偽メール内のリンクからのダウンロード
・フリーソフトダウンロードサイトの改ざん
過去のコラムにつきましては、サポートメールのバックナンバーをご覧下さい。
